アーチェリーとは~アーチェリーのルール、競技形態について

アーチェリーと言ったら「機械のようなもので矢を飛ばすあれでしょ」とつい言いたくなってしまいませんか?

もちろん間違ってはいませんが、もうちょっと深く説明できるとかっこいいと思いませんか?

この記事ではアーチェリーという競技についての基礎知識を紹介します。

2020年の東京オリンピックでひとつでも多くの競技を楽しめるよう、「アーチェリーっていうのはね…」と言えるようになってくださいね!

的

アーチェリーについて

アーチェリーと言っても実は競技形態は1つではありません。基本ルールは的の中心めがけて矢を放つということで一致していますが、大きく分けて「ターゲットアーチェリー」と「フィールドアーチェリー」に分かれています。

ターゲットアーチェリーの点数について

ここではまず初めに、ターゲットアーチェリーの的について説明をしたいと思います。

ターゲットの的は中心が黄色で、外側に行くにつれて赤、青、黒、白の順に色付けされています。さらに同じ色でも内側と外側にラインが引かれて分かれています。中心の黄色に関してだけは3つに分かれています。

中心に行けば行くほど点数が高く、黄色はX、10点、9点、赤は8点、7点(もちろんラインの内側科外側かで点数が変わってくるのです)、青は6点、5点(同)、黒は2点、1点(同)、白はM、的外という点数がつけられます。

Xは10点と計算されますが、同点だった場合に勝敗を決めるために区別されているのです。

ちなみにMはミスショットのことで0点を意味します。

アウトドアターゲットのルール

「アウトドア・ターゲットアーチェリー」は屋外の平らな場所で行われる競技です。

アウトドアターゲットといって3つのラウンドに分かれます。一番射数が多いシングルラウンドで、なんと144射も放って行われます。もちろんただ単に144射も放つわけではなく、異なる距離で一定数の数の矢を放っていくのです。

男子と女子とではその距離が変わってきます。
男子は90メートル、70メートル、50メートル、30メートル。
女子は70メートル、60メートル、50メートル、30メートル。男女ともに4つの距離があります。

それぞれ矢を放つ回数は36射です。

シングルラウンドは別名1440ラウンドとも呼ばれます。(144射、1440点満点だからです)

距離は最も長い90メートルから順に行われます。90メートルなんて言ったらやり投げで届かないくらいの距離なので、いかに遠いかが分かりますね。

ハーフラウンドはシングルラウンドの半分の射数で行われます。距離は男女ともに50メートルと30メートルです。

オリンピックラウンドは大きな大会の決勝ラウンドのルールとして採用されています。2人の選手が交互に的に向かって矢を放ち、計12射の合計点数で決着をつけます。「1射につき30秒以内に矢を放たなければいけない」というルールもあります。

インドアアーチェリーのルール

インドアアーチェリーは室内で行うターゲットアーチェリーで、距離は18メートルとアウトドアターゲットに比べ短めです。

1競技30射もしくは60射で勝負をします。60射の場合1エンド3射で計20エンド行います。

こちらも時間制限があり、1エンドつまり3射を2分以内に打たなければいけません。

その他の大まかなルールはアウトドアターゲットと変わりません。

フィールドアーチェリーのルール

フィールドアーチェリーはガラッと異なり、山や野に設置されている的に向かって矢を打ちます。ゴルフのカップが的になったと想像してもらえればいいでしょう。

フィールドアーチェリーはさらに2つに分かれていて、「マークド」と「アンマークド」が存在します。何がマークされているかというとシューティングラインから的までの距離です。

つまりアンマークドの場合は自分で距離を算定し照準を定めなければいけないということで、最も難しいアーチェリーと言われています。

他にも様々なアーチェリーがある

その他にも3Dアーチェリー、スキーアーチェリーなどと言った様々なアーチェリーがあります。

短い距離の的を射るのが自分には合っている、広いフィールドで矢を放つのが面白そうなど自分に合ったアーチェリーがあると思うので、まずは気に入ったものをやってみてはいかがでしょうか。

ちなみにオリンピックの競技では70メートルのターゲットで行われ、1射につき20秒の持ち時間が与えられます。